デカイ氷山

どんな悲しみにもビクともしない
けして、溶けない
デカイ、デカイ、
喜びの氷山を私の中に造る

人がどうこうじゃない、私の中に眠る
喜びというか、楽しみというか、好きなことに没頭している感覚とでもいうか
そんな、デカイ氷山を造るんだ
ちょっとやそっとじゃ溶けやしない
どんな深い悲しみにも

今は、焼酎に浮かぶよな小さな氷でも
それは、五十、七十からでも遅くない
やがて大きくなる
デカイ氷山を__

そんなことを考えて
一人、遠くの健康ランドの居酒屋で
カラカラと
グラスに残った氷、少しだけ鳴らして

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