ゼロ

 なぜ、プラスとマイナスがあるのか？

それは、ゼロが存在するから。

私は、小さな基準。

ゼロという基準。

世の中の大きな尺度なんて、

追いかけなくていい。

プラスという甘さに迷わず、

マイナスという痛みに沈まず、

ただ、ゼロに戻ればいい。

なぜ、プラスとマイナスがあるのか？

それは、ゼロが存在するから。

“Zero”

Why do plus and minus exist?

Because zero is there.

I am a small standard—

a simple measure called zero.

The grand scales of the world

are nothing I need to chase.

Without being lured by sweetness,

without sinking into pain,

I simply return to zero.

Why do plus and minus exist?

Because zero is there.